読書感想文。聞くだけでも嫌気がさしますよね。
実際僕も小学校低学年の時は嫌で嫌で仕方がありませんでした。
しかし小学2年の時と3年の時、賞をとったことがきっかけでコツを掴め、作文が楽になりました。
なので読書感想文を書く際の流れと、注意点を小学生向け(中学生も可)に書いたのでこれを読んで夏休みを乗り切りましょう!
読書感想文は本選びから!
課題図書などは描きやすい本が選別されているので良いですが、自分で選ぶ際の注意点都選び方を紹介していきます。
『もう本が決まってるよー』ってかたは次に進んでください。それでは注意点から行きます。
本を選ぶ際にとても重要なのが本を選ぶ際の理由づけです。
あとで説明しますが、読書感想文では最初に『なぜこの本を選んだのか?』とういことを書きます。
そのため、理由が簡単に説明できる本をオススメします。具体例を出しますと、
- 自分の趣味や好きなこと、興味のあること
- 過去に読んだ作者の作品
- 映画やドラマを見たことのある作品
こんな感じです。
見ればわかると思いますが、どれも理由づけが簡単ですよね。
『私は〜が好きだから〜』とか
『この作品の映画がお気入りになので』
とかっていう風に始めれば簡単です。
読むのがめんどくさいって人は前に読んだ作品から自分が描きやすいと思うのを選ぶのもいいです。
実際僕も前に読んだ本で入賞したことあります。
それでも決まらないってかたはこの中から決めてみてください。

それではいよいよ書き方を紹介していきます。
『私は〜』は禁句!書き出しは本を読んだ理由から!
よくあるのが『私は〜という本を読みました。』的なやつですね。
これ絶対にダメです。
読書感想文に置いて、書き出しは重要です。先生だって時間がありません。
最初の一文が面白くないと、一気にその感想文の評価が下がります。
そこで言い始め方が『〜って知っていますか?』とか『〜をしたことはありますか?』などという質問か、
『作中から一文をくり抜く』といった方法が最適です。←上級者❗️
そしてそのあとに書くのが、本を読んだ経緯です。まあ理由ですね。
なぜその本を読んだのか?『誰々から勧められたから〜』『〜が好きだから』
みたいな感じで始めるんです。
読んだ理由を書くことによってあなたとその本の関係について、読み手がなんとなく理解できます。
あらすじはとにかく簡単に!
理由の次はあらすじです。ここでよく陥りがちなミスが、あらすじが長くなること。です。
感想文っていうくらいですから、本の内容よりあなたの感想、体験、考え方の変化、などが重要です。
とはいってもついつい長くなってしまいますよね。なので具体的な書き方を紹介します。
量は多くても400文字の原稿用紙の半分くらいがいいと思います。
あらすじで書くべき内容は大きく8つです。
- 登場人物と関係性
- いつ
- どこで
- 誰が
- 何を
- どのように
- なぜ
やったのか。そして
- 結末
この8個を200文字以内にまとめるだけです。どうしてもまとまらないかたは誰かに読んでもらい、無駄なところを教えてもらうといいでしょう。
こうしてあらすじを書けばあとは感想を書くだけです。
感想を書く際にも注意点があるので、具体的に、どのように書けばいいのか例をあげながら説明していきます。
感想は大きく3つ書け!
ここからが一番の山場です。これまでは理由とあらすじを書けばいいだけだったので簡単でした。
ここでは自分で書く内容を決め、それをうまくまとめる必要があります。
そこで、書く内容に困るかたもいると思うのでここでは僕が大きく3つ、書く内容を決めました。
- 好きな登場人物とその理由、その人物と主人公の関係
ここで大事なのは好きな登場人物を主人公にしないということです。
ここで登場人物以外の人を選ぶことで、あなたの個性や性格が現れる感想文が出来上がります。
- 自分と主人公を比較し、重ね合わせる
主人公の境遇や行動と自分を重ね合わせ、同じ点と違う点、また主人公に対しての意見などを書くと良いですね。
一つ前では自分の好きなキャラに触れ、次に主人公について触れることでこの本に対するあなたの立場というものが読み手に伝わります。
- 読む前と読んだ後で変わった事
これは皆さんも一度は聞いたことがあると思います。先生や審査員の方々は本を通して新しいことを学んで欲しいと思っています。
本によるあなたの考え方や心情の変化を具体的に描きましょう。
最後はこれからのことを書く
締めくくりはどうしよう?と思っているあなた!
一番ダメなのはまとめを書くことです。感想文においてまとめは必要ありません。
ここで求められるのはこれからのことと実際の行動です。
つまり本を読む前と後で変わったことを書いた後、その変化によってあなたがkkれからどうするかということ。
また、どんな方にこの本を進めるかということです。
なので最後は『この本は、私に〜なことを学ばせてくれました。なので〜なかたにオススメです。ぜひ読んでみてください。』的な感じで終わらせるといいと思います。